第237回例会
千代田トーストマスターズクラブ第237回例会
2017年6月29日(木)19:00~21:00@千代田区立スポーツセンター8階第3集会室
例会レポート担当:F岡
今期最後の例会です。
会長のF田さんは、会長に就任してから全ての例会に参加し例会開始の小槌をたたいていたのですが、残念ながら最後の例会にだけ参加できず。
代わりにVPEのF野さんが初めて開会の小槌をたたきます。
今回の例会参加者は11人。見学者ゼロ。千代田にしてはめずらしく人数が少なく、とてもアットホームな例会になりました。
例会前にお話しした際、Y本さんは「全く緊張していない」とおっしゃっていました。実際に例会が始まってからもとてもリラックスした様子で、「梅雨は好きですか?」と季節にちなんだ話題で場をあたためたり、役割を引き受けてくれたメンバーへの感謝の言葉を述べたり、初めてとは思えないようなソツなく素晴らしいTMOEっぷり!
Y本さんの手元をみると事前に進行表を用意されていたようで、事前準備を完璧にしていたからこそ、緊張せずに素晴らしいTMOEができたのではないかと思います。
今回は「テーブルトピック」、「今夜の一冊」はなくいきなり準備スピーチです。
スピーチタイトルは「Craft Beers」。
スピーチがはじまり、机に様々な種類のビールを並べ始めた時はみんなびっくり!
並べたクラフトビールについて、味わいや特徴をひとつひとつ丁寧に紹介していました。
クラフトビールは個性的な味わいのものが多いらしく、Oさんのスピーチを聞いていろんなビールを試してみたくなりました。
去年300種類のビールを飲んだ(!)Oさんだからこそできるスピーチでした。みんなのビール欲が高まって二次会が待ち遠しくなったことは言うまでもありません。>
二人目のスピーカーはT永さん。先日CCマニュアルを終えたばかりのTさんは初めてACマニュアルに挑戦されました。
スピーチタイトルは「初恋、ベルマーク」。
例会開始前にマヨネーズの包装袋からベルマークを切り取る姿が目撃されていたTさん。
一体どんなスピーチになるんだろうとみんなが思っていたところ、前に出てきていきなり「大好きだー!!!」と叫び出しました。
これにはみんなびっくり&爆笑!スピーチの内容は、生徒会に入っていた中学校の同級生にTさんが恋をして、その子と一緒にいるためにTさんも生徒会に立候補しベルマーク担当になったという話。ベルマーク集めの苦労や恋のドキドキなどTさんの初恋の悲喜交々がありとても面白いスピーチでした。
個人的には、初恋の子がベルマーク集めを手伝ってくれて「ベルマーク地獄がベルマーク天国に」なったというエピソードがとても秀逸だと思いました。
初恋の結末が気になる方はTさんに直接聞いてみてください(笑)>
スピーチのコンセプトは”今夜の一冊ロングバージョン”。
Mさんが紹介した本は黒柳徹子さんが書かれた「窓際のトットちゃん」です。
M瀬さんはマルチタスクを意識するあまり、人の話を聞いている間にテレビをみたり、仕事をしたり、話に集中していなかったそう。
そんなMさんはこの本を読んでトットちゃんの転校先の校長先生のエピソードに心を動かされたそうです。
落ち着きがないあまりに小学校になじめず転校したトットちゃんに対し、校長先生は「好きなことを話してごらん。」と言い、止まらないトットちゃんの話を4時間じっと聞いていたそうです。もちろんその間、他のことを一切せずに。このエピソードを読んで、Mさんは話し手に真摯に向き合うことの大切さに気付かされたそうです。
スピーチを学ぶものとして他の人のスピーチを集中して聞くことはとても大切なことだと共感しました。
3人の素晴らしい準備スピーチが終わり、休憩タイム。
総合論評は初挑戦とのこと。
TMOEのY本さんの紹介によるとお二人は同期(同時期に入会)だそうです。初めてのTMOEと初めての総合論評。
記念すべき初めての役割が同じタイミングなんてすごいですね!
S籐さんの司会で個人論評の部がスタート!
クラフトビールにちなんで、「CRAFT」の頭文字をとった英単語6語(curious、relax、attractive、free hands、tempo)で、スピーチの良いところと改善点を表現!
さすがKさん!アイデアもさることながら、指摘も的確でお見事でした。
ACマニュアルのプロジェクト内容に沿ってT永さんのスピーチの良かったところを丁寧に分析されていました。
通常は良かったところの後にスピーチをよりよくするための改善点を述べるのですが、まさかの改善点なしというべた褒め論評!!
他のメンバーに改善点を述べるよう促されたF川さんが、あえて改善点をあげるとしたらという前置きつきで言ったのは、「T永さんが成長したのは恋のチカラというより下心のチカラではないか」。F川さんらしいユーモア溢れる指摘でこの日一番の笑いを取っていました。
M瀬さんのスピーチへの論評はI田さん。
ベテランスピーカー&ベテラン論評者の組み合わせ。M瀬さんは「激辛バージョン」の論評をIさんに依頼されたのだとか。
こんな依頼ができるのもベテラン同士ならでは。そうして始まった論評は、スピーチの良いところを挙げることなくいきなり改善点から!
前置きが長い、ビジュアルエイドが効果的に使えていない、、、などなど改善点の嵐でまさに激辛!
ただ、どの指摘も的確な上、改善したスピーチをI田さんが実際にやって見せてくださったのでわかりやすく説得力がありました。
論評の部がおわり、いよいよFさんのワークショップ「真実の瞬間」です。
新入会員向けに準備されていたらしいですが、今回は新入会員がいないということで急遽内容を変更。
その臨機応変さ、さすがF野さん!
ワークショップでは、3~4人の3つのグループにわかれ、「真実の瞬間ワークシート」を使って様々な視点から現在の千代田TMCの状況を評価しました。
新入会員からの視点で考えたり、外部とのコミュニケーションであったり、自分以外の立場の人からクラブがどう見えるのか考えるのは、とても勉強になりました。
ワークシートでの検討の後、クラブをどのようにしたいか話し合いましたが、活発に意見が出ていてとても良かったです。今後ますます千代田TMCが発展していくといいですね!
そしてワークショップの後は総合論評のS籐さんに再びバトンタッチ。
例会全体に論評していただきます。
ひとつひとつ丁寧に論評されるSさん。初めての総合論評ということもあってか、最初は少し緊張しているように見えましたが、だんだんとリラックスしてきたのか最後には持ち前の太陽のような笑顔が見られて良かったです。
ベスト論評賞は、、、
I田さん!
そして栄えあるベストスピーカーは、、、
T永さん!
今回はベテランが多く厳しい戦いとなりました。
受賞されたお二人、おめでとうございます!!
最後にVPEのF野さんの小槌で締め!
F野さんは来季より会長になられるので、次回の例会からは毎回F野さんが開会、閉会を行うことになります!頑張ってください!
今回の例会は珍しく人数が少なく、また見学者もゼロということでとてもアットホームな例会になりました。
スピーカーと聴衆との掛け合いもいつもより多かったのではないかと思います。
いつも満員御礼の千代田ですが、たまにはこんな例会もいいですね!
次回は役員が交代して初めての例会となります。
本日 新会長のF野さんから発表された来期のスローガンは「いざ、千代田!」
千代田TMCが今後どんなクラブになっていくのか、これからが楽しみですね!!
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