第381回特別英語落語例会レポート

千代田TMC第381回特別英語落語例会レポート
2022年10月20日(木)19:00-21:00
ハイブリッド

本日は、スペシャルゲスト「喜餅」さんを千代田TMCに招待して、英語落語を紹介する特別例会!
多数のゲスト参加者、特に、ドイツ、フランス、イランなどから、国際色豊かなメンバーにお越しいただき、会場に入った瞬間にいつもと熱気が全然違いましたね。
会場、オンライン含めて、総勢20名の参加。素晴らしく有意義なひとときを過ごすことができました。

 

そして会場設営は、F野さん、T中さん。F野さんの事前の綿密な企画に加え、T中さんは、いつものカメラのセットに加え、英語落語のための即席ステージ&座布団を用意してくれました。
スムーズな例会運営は、会場セッティングなどの縁の下の力持ちの尽力のおかげ。いつもながらに感謝です。(ペコリ)

 

K木会長の挨拶から始まり、まずは、O野さんによる英語の準備スピーチ。
O野さんは、英語落語の前座の役割と謙遜されていましたが、素晴らしいユーモアスピーチを披露されました。

 

テーマは、秋にちなんで、O野さんの「さんま」にまつわる様々な思い出を語られました。
そして、英語落語だけに「目黒のさんま」ともかけた何ともおしゃれなテーマ選び。
幼少期に教わった父からさんまの美味しい食べ方、駐在先のシンガポールでのさんまのバーベキューで日本を懐かしむ同僚の話し、家族ではさんま嫌いの娘さんのために気を使い、別の料理を作る優しいお父さんの顔。
さんまというテーマを通して、数多くのユーモラスな情景を描かれて、小津安二郎の映画のワンシーンのような秋の美しさを感じさせるスピーチでした。(そして聞いているこっちは腹減った~。)

 

続いて準備スピーチに対する論評のコーナー。

これは今月末に開かれる論評エリアコンテストの練習も兼ねてます。

 

1人目は、F野さん(日本語の論評)
良かった点は、
1.食欲がわいてくるくらい、さんまの描写上手かった点
2.スピーチの中で娘さんとの会話のなどの中で多くの笑い誘い、ユーモアスピーチというテーマは十分合格点をクリア。
3.さんまと通して、異文化交流を上手に描いた。
改善点は、さんまを食べない娘さんに何を料理してあげたかで、もう1つ笑いがとれたのではないか、という点。

 

2人目は、K木さん(日本語の論評)
良かった点は、
1. エピソードの量が豊富
2. トピックがタイムリーで聴衆に受け入れられやすかった点
3. 描写の上手さ
改善点は、エピソードの量が豊富で、さーっと終わってしまった印象。
スピーチの中で、カテゴリーを因数分解することで、強弱をつけやすくなるのではという提案。

 

3人目は、S藤さん(英語の論評)
良かった点は、
1.ユーモアセンスがとても良い。
2.語彙の豊富さ。
3.いつものO野さんの家族に対する思いが伝わってきた。
改善点は、
外国人のオーディエンスが多い中、さんまを焼いて食べるという日本特有の文化を紹介し、理解してもらうには説明がやや不足していた。

どなたも独自の視点を持って論評をされて、完璧に見えるスピーチも、まだまだ改善の余地があるなあ、と改めて実感し、スピーチの奥深さを毎度のことながら気づかされました!

 

ベスト論評賞は、S藤さん
おめでとうございます。そしてエリアコンテスト頑張って下さい!

 

 

そしてここからは、本日のメインイベントお待ちかね喜餅さんによる英語落語の時間!!
お題は、古典落語でおなじみの「Okiku’s plate」

まずは外国人に落語の魅力を伝えるために、扇子を使ってうどんをすするしぐさや、お酒を飲むシーンを実演。
外国人だけでなく、落語自体を見るのが初めての日本人にとっても興味深々、つかみは完全にokでした。

お菊の皿は、オリジナルに忠実なストーリーながらも、時代に合わせた表現、外国人にも分かりやすい英語表現を取り入れて、全く古くささを感じることなく、外国のゲストにも大ウケでした。
こんな素晴らしいパフォーマンスを間近で見ることが出来て、本当にCTMに入って良かったな~とつくづく実感しました。。
やはり磨き抜かれた芸は、世界に通じるんですね!

 

パフォーマンスの後は、英語落語についてもっと理解を深めようと喜餅さんに対するQ&Aコーナー。

下記のような喜餅さんに対する質問が出ました。
– 20分の落語を5-7分のスピーチに落とし込むのは難しくないか。
– 喜餅さんの芸名の由来について。
– 日本語の古典落語をインターナショナルバージョンに変えた時にどのようなことが難しいかなどなど。
時間が足りなくなるほど皆さん喜餅さんに興味深々でした。

 

個人的な感想としては、間近で見て、まずは声の良さに感動。
そして豊富なボーカルバラエティで複数の登場人物や感情を表現し、一人の話術だけでこんなに変幻自在な世界観を表現できるんだということに驚きました。
喜餅さん、今日は素晴らしいパフォーマンスを本当にありがとうございました!

 

喜餅さんは、国際的に活躍する英語落語家。全世界で、落語の魅力を伝えていきたいとのことですので、これを機にインスタグラムフェイスブックなどのフォローをお願いします。
そして、次回も宜しくお願いします!

 

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