第177回例会
177回 2015/02/04(水) 和泉橋区民館 19:30～21:40
千代田TMC（以下、千代田）と秋葉原TMC/124回例会（以下、秋葉原）との初の合同例会が開催されました。
両TMCからの参加者と、見学者、ゲスト合わせて、48名の出席者で、
会場は熱気に包まれました。
まずは、秋葉原のT賀会長の挨拶から始まりました。
ゲストの紹介です。今回は丸の内の日立製作所内にある、Bigtree TMCからS原会長を初め3名のゲストが参加されました。
【今夜のTMOE】
秋葉原のY本さんです。爽やかな安定した進行の総合司会でした。
今夜の言葉は「春」です。 今夜の言葉は当日発表され、自分の話すときになるべく「春」
という言葉を取りいれてみましょう。このワードを聞いたらみなで机を叩いて絶賛？します。また、普段は役割の方から一言あるのですが、時間の関係でS田さんから役割の紹介がありました。
まずは、秋葉原と千代田の企画合戦です。
【私のオタク情報】秋葉原 K谷さん ※日本語
これは、秋葉原オリジナルの企画で、自分のオタクな情報を紹介するコーナーです。
秋葉原のY川さんで英語スピーチの予定でしたが、都合が悪く欠席され、急遽秋葉原のK谷さんが最近買い換えたという富士通のスマホについてスピーチされました。
画面が明るく直射日光の下でも見えてバッテリーが長持ちする等、営業のように熱く語ってくれました。
【今夜の一冊】
千代田 I田さん ※日本語
こちらは、千代田オリジナルのおすすめの本を紹介する企画です。
冒頭で、千代田のこの「今夜の一冊企画」を作り、現在秋葉原に在籍中のO江さんをいきなり巻き込んで始まりました。O江さんは「丸の内OLを集めたくて始めた」と応戦（笑）。自分の人生を変えた本としてI田さんが紹介した本は「科学的な外国語学習法」。米国の大学を出られて外資系勤務の英語ペラペラのI田さんが、中学高校の成績をまさかの英語の成績が１、高校は２だったとのインパクトある告白！そこからNYで働くまでとなった効果的な本と、いろいろ笑いを散りばめながら紹介。現在絶版で、例会当日アマゾンに30冊残っているとのことでしたが、今日調べるとまだ29冊出品されていました。まだまだ買えます！
I田さんはTMCにいる7年間のうち欠席は2回のみだそうです。その続ける秘訣も今度教えてほしいですね。
さて、次は「待ってました！」の準備スピーチ。皆が忙しい中準備してきた、各々の課題に挑むメインスピーチの時間です！
【準備スピーチ】※各スピーチ後に１分間のコメントタイム1
１．「ウソも方便」CC#6 ボーカルバラエティ
秋葉原 T塚さん
うそはネガティブにとらえられがちだが、うそも方便もあるというお話です。90歳の認知症のお年寄りの方の財産管理のご経験について、そのおばあさんとの会話を、バラエティに富んだ声色で語っていただきました。「うそをつくのは疲れるけれど、相手の気持ちをありのままに否定せず受け入れる」事が大事という実体験から来る、笑いありの、ほろりとくるお話でした。
２．「プライベートジム体験記」
CC#6 ボーカルバラエティ
千代田 F田さん ※日本語
ガジャールというプライベートジム体験記を、はっきりとした聞きやすい話し方で、スピーチいただきました。バーベルあげなどトレーニングの経験を、必死の形相の再現や、声、ジェスチャーを取り入れて、トレーナーの声がけ、トレーニングする自分の声を使い分けたり、ボーカルバラエティもばっちりです。くじけそうになると、絶妙なタイミングでトレーナーが、褒めてつい続けてしまったり、又、仕事柄、どうしても美味しいものを食べざるを得ないので効果が出ないというトレーニングのありのままについて、笑いありの飽きさせないスピーチでした。
３．「You can run FUJI SPEEDWAY by… ?」CC#8 ビジュアルエイド
※英語
千代田 F野さん ※英語
外資系にお勤めのF野さんは英語で、アイコンタクトとスマイルばっちり、聞きやすいテンポで語っていただきました。
富士スピードウェイといえば、レーサーの聖地。そこで、彼がスピードレースに参戦！
その乗り物は・・・なんと「ママチャリ！」 ←ここは日本語です（笑） ふなっしーの格好をしたり、みんな楽しそう。富士スピードウェイでママチャリレースあるなんて知らなかったです。
こんな隠れた面白い趣味を聞けるのも、TMCの楽しみです。
パワーポイントとプロジェクターというビジュアルエイドを活用してさらに会場を笑いで包みました。
４．「私がクラブから撲滅させたいこと」
ACI#5 説得力のあるリーダー T本さん ※日本語
撲滅というショッキングなワードでインパクトある題ですが、「撲滅」という言葉の説明から始まって、「スピーチの際の緊張を無くしたい」ということでした。緊張が緊張を呼び転がり落ちるスピーチの魔・・。緊張の弊害や無くし方、言いたいことの伝え方について、スピーチの経験や、テーブルトピックの活用など、TMCのプログラムの具体的な話や教訓も織り交ぜて語っていただきました。見学者や初心者へのよきガイドになったのではないでしょうか？
【全員】 スピーチ
お題「今年の目標」司会はTMOE Y本さん。
これも秋葉原の名物企画。突然名前を呼ばれて一人30秒で、全員がスピーチします。（30秒で打切り、時間報告なし）みなさん30秒をたっぷり使ってそれぞれのお題についてスピーチしました。
投票でベストスピーチに選ばれたのは千代田の柿沼さん。 TMCがない富山県への異動が決まり、現地でTMCを立ち上げるという意欲あふれる素晴らしいスピーチでした。北陸新幹線も開通し、富山県でのTMC開催が楽しみですね。
～休憩～（お菓子タイム／一言）
秋葉原 Y本さん
ティーブレイク。お茶やお菓子をいただきながら、会員同士いろいろ方と交流できる時間です。また、紙にこれまでのスピーチについてコメントや励まし、気付いた点、アドバイスなどの言葉を書いて発表者に渡します。これは、もらうと、とても嬉しいものです。
【コンテスト直前講義】 秋葉原 O江さん
わくわくするクラブコンテストが近づいてまいりました。 優勝を逃しているものの毎回ファイナルまで行っていらっしゃるO江さんにコンテストの勝てるポイントや心構えについて語っていただきました。
まず、勝つためにはまず「出場しましょう！」コンテストはスピーチを鍛える良き場です。出たほうがいいです。スピーチのネタはどでかいネタ、びっくり度なネタやお涙頂戴話が良いのではなく、日常から価値あるものを引き出す、探し出すことが大事です。前回の優勝者は「ダンナに浮気されたけど、今は仲良くやっています。」的なネタだったそうです・・ｗｗ
以下、勝つためのポイントのまとめです。
・ストーリーを考え、見直し、余計な枝葉部分をそぎ落とすこと。
・イントロと結論のトピックが、つながっていること。
・審査基準をきちんと読んでチェックすること。
・大きなステージを大きく使うこと。トピックで話すポジションを決める。
意味のない動きやうろうろするのはNG。
プロだと思って動きも考えてかっこよく使うこと。
宝くじよりコンテスト優勝の方の可能性が高いそうです（笑）。
みなさんコンテストにどんどん出て、良いコンテストにしましょう。がんばりましょう♪
【論評の部】
総合論評はS山さんです。
１．T塚さんのスピーチへの論評
千代田 N谷さん ※日本語
お好きな落語にかけての論評でした！間の取り方が良い。実体験をベースにして結論に持ってきていること。役に立つ話題となったことを論評していただきました。改善点は、テーマが深刻なのでユーモアがもう少し欲しかったとのことです。
２．F田さんのスピーチへの論評
BigTree TMC会長 S原さん ※日本語
良かった点2点と改善点１つを、迫力あるボーカルとボディーランゲージを振り返りつつの迫力ある論評でした。良かった点はそのボーカルバラエティでイメージを鮮明に聴衆に伝えられた。ボディランゲージでスペースを効果的に使っていた。改善点はトレーニングの結果を発表するときに、間を使ってオーディエンスに考える時間を与えると良かった。効果的に使うこと、スピーチのリミッターを外すと良かったのではとのことです。
３．F野さんのスピーチへの論評
秋葉原 Tニーさん ※英語
良かった点と改善点について語っていただきました。良かった点はトピックが、クリエイティヴで面白い。また、最初に自己紹介もあって、聴衆との関係を結び、ビジュアルのイメージもとても良かった。ユーモアがあり笑いを取っていた。普通はプレゼン資料を読んでしまうが、そういうこともなく、ボディランゲージも良かった。改善点は、ボーカルバラエティがもっと欲しい。たとえば、職を失ったときの話しのとき、落ち込んだ感を、印象づけるため、声を効果的に使ったほうが良いのでは？とのことでした。
スピーチ中は計時係が時間をカウントして、残っている時間を緑，黄色，赤のカードで伝えています。赤は赤信号！残り時間わずかです。時間の配分もスピーチの重要項目です。
４．T本さんのスピーチへの論評
千代田 K木さん ※日本語
K木さんの論評は上級マニュアルの説明から入って評価のポイントの説明からしていただきわかりやすかったです。良い点も、感情面、論理面、方法論からのアプローチで3点、最後に改善点を1点述べていました。
良い点は、1つ目はスピーチタイトルと間逆の印象のニコニコのスピーチで、感情面のコントロール。2つ目の論理面は物事の二面性をとらえた論理展開の良さ。緊張していいことがあるという逃げ道を作って場を引き締めた。批判をかわして安心感を与えた。
３つめは方法論 実現可能な例の提示。わかりやすい効果がある点を具体例を提示して良い点を説明してくれた。改善点は、話が飛んでいる。緊張とリラックスの間の落としどころを、一言でまとめるキーワードがあると良かったという論評でした。
【時間報告と投票、役割報告】
今回は全員時間は規定時間以内で、セーフでした！
えーとカウンター 秋葉原 F沢さんより、えーとの数の報告です。
つい言ってしまう「え～と」。TMCでは、スピーチ中の無意識の口癖もカウントしてもらえます。撲滅したいですね。「えーと」はもちろん小さい「え」や「あー」「えー」もカウントされました。
【表彰の部】TMOEのY本さんより本日の投票の発表がありました。
最優秀全員スピーチ賞は千代田 K沼さん
最優秀論評賞 千代田 K木さん
最優秀スピーチ賞 秋葉原 T塚さん
【入会式】
千代田のH部さんの入会式が行われました。 指導、相談相手となるメンターはS山さんに決定です。
【終わりの挨拶】 千代田のF会長の締めの挨拶で閉会です。
白熱した合同例会も、無事に時間内に終えることができました。
交流で学んだことも多いのではないでしょうか。
秋葉原流プログラムに、各々のスピーチの目標や解説、時間配分が記載されていたことが、初心者、見学者のためにとても良いと思いました。論評や評価も、プロジェクトの達成度とあわせて進められており、良かったと思います。また次回も合同例会の機会がありましたら宜しくお願いいたします！
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