第166回例会
うだるような暑さが連日続き、生ぬるい風が残る中、急ぎ足で千代田スポーツセンターへ向かいます。
千代田スポーツセンターに入ると落ち着きます。そして気分が引き締まります。
今夜は3名のゲストに、秋葉原TMC会長のT賀さんをお迎えして、これから楽しいスピーチの宴が始まります。
開会はM瀬さんに取り持っていただき、日射対策についてのお話をされました。
タオルに日よけの帽子、視力を守るためにサングラスを実際に試着して、通勤時の暑さ対策について工夫されているとのことでした。
さすがに会社に到着する手前で外すそうです。
そしてゲストの方の自己紹介と一言をいただき、TMOEの紹介へ進みます。
【今夜のTMOE(TOAST MASTER OF THE EVENING)】
O澤さんに進めていただきます。
黒板にはすでにスピーチに必要なテーブルトピックスの内容や、時間報告が記載できるように準備されており、用意周到ぶりに感動です。
【今夜の言葉/word of the evening】
『ご縁、機会』 / “Chance”
O澤さんは今年のお盆に故郷である北海道へお父様のお盆参りをされたそうです。
お父様の御前で手を合わせ、先人の方々の在りし日の姿をしのばれました。そこで自分はどう生きていけばいいのか考えたそうです。自分はこの世界に一人で生きているわけではなく、あるがまま一生懸命生きてゆけばよいと、お盆をご縁に先祖より、教えていただいたそうです。とても感慨深いお話でした。お墓参りでご先祖様の前で手を合わせて目をつむると、どう生きていくべきかという疑問が不思議と浮かび上がるのは何故なのでしょう。
【サポート係の紹介】
1. 計時係 – D井さん: スピーチや論評する方が、適切に時間内で行われているかを計っていただき
2. 集計係 – F川さん: 最高のスピーチや論評者を最優秀として称えるため、参加者から票を集め、集計します。
3. えーと文法係 – F田さん: 「えーと」、「ahh」などの不要な言葉を数え、簡潔かつ分かりやすい話し方をお手伝いします。
4. 例会リポーター – K岡: スピーチや論評、参加者の反応や雰囲気を臨場感溢れる報告書に仕上げ、クラブのHPに掲載します。
【今夜の一冊】
題名はプレゼンの極意
A澤さんはプレゼンの極意について2冊の本を紹介していただきました。
ありのままでプレゼンに臨むこと、またパワーポイントのテンプレなどテクニックを使わないことが
プレゼンを行う際の極意とお話しされました。また、BGMがプレゼンに効果的で、周りの空気を作り上げる技術などもご紹介いただきました。
お話の合間に効果音を差し込むことによって聴衆の雰囲気を盛り上げる工夫がされており、印象に残るお話でした。
【Table topics】(In English)
Mr.N澤 presented his memorial summer first, then stated that he had unforgettable experience to climb up mountains nearby Shiretoko peninsula. As Mr.N澤 is an interviewer, he asked some audience down below.
① .What is your unforgettable summer?
Ms. S田 told us that she would go to the countryside to visit her grandparents. Then she would catch lots of fireflies with their lights when night comes and enjoyed fireworks with her cousins.
② . What is your unforgettable scenery you have ever seen?
Ms.A澤 stated that the scenery of Norway as a solo travel reminds her of unforgettable scenery.
It’s good for her to take her mind off her hectic job by taking an extensive trip.
③ . What is your unforgettable fiend you’ve ever met?
K岡’s university professor is one of his unforgettable friends in his life because ever since his friends who have family or children have drifted apart, they come see less and less with one another. But his professor always makes a phone call and invites him to his home.
④ . What is your unforgettable speaker you have ever met in your life?
Ms.K沼 introduced us of her University professor that is her unforgettable teacher and involved in Solomon island. She learnt a lot from his searching ways of living through the development of culture.
【準備スピーチと論評】
1. 最初はT中さんのスピーチ ＜論評：S山さん＞
タイトルは「趣味を通じてココロがけていること」、初めてのスピーチにも関わらずしっかりとした口調で聞き手一人ひとりの目を見て話をされておりました。成功者に近づくには、日々ポジティブな心を持つこと。辛い時に愚痴をこぼしてしまったら前向きなことを2つ考えるようにしよう、と、日々の向上心がうかがえる素晴らしい心がけだと思いました。
猛暑が連日続いて暑くて辛いですが、T中さんの話を心待ちにしていますので、メンバーの顔を思い出して、暑さに負けずに参加してくださいね。
2. 続いてはT永さんのスピーチ <評論：M角さん>タイトルは「私の故郷」、宮崎県の素晴らしさを観光大使として存分にアピールしていただきました。T永さんの故郷である宮崎を、見て良し、遊んで良し、食べて良しという3つのポイントにわかりやすくまとめて紹介いただきました。
天孫降臨のパワースポットである高千穂から低価格なゴルフコースやマリンスポーツ、じとっこ(炭火地鶏)料理まで、存分に語っていただきました。
まるでツアーガイドさんに観光案内してもらい、宮崎を旅した気分になりました。
ワークショップ】
「スピーチの作り方」 – M瀬さん
1つのメッセージを相手に短い時間の中で伝えるにはどのようなストーリーを作るべきか、理論的またはユーモアを踏まえてアプローチするのかを、著名人をたとえに分かりやすく説明いただきました。また原稿をしっかりかくこと、練習を重ねる、物語のオチを綺麗にまとめることなど、聴衆をいかに惹きつけてスピーチを楽しませるかを説明いただき、とても勉強になりました。
M瀬さんのお話を聴いているうちに、スピーチを上達さようとする気持ちが芽生えてきて、入会して間もない私にやる気を与えてくれました。そして秋に開催されるスピーチコンテストへの出場決意を手助けしていただきました。
【準備スピーチと論評: 続き】
3. 最後のスピーチはN澤さんのスピーチ、「××ごっこ」 <評論：I田さん>
子供の頃N澤さんは戦争ごっこをして遊んでいたそうです。月日が流れ、現在されていることは「気をつけ、休め、右向け、回れ右…」。普段されているお仕事とは別に、N澤さんは副職として予備自衛官として語学を専門に活躍されているそうです。
「0から何かを始めること、新しいことを始めることに身を投じてみることで、違った世界や面白さを発見できる」、という言葉が印象的でした。
N澤さんにお話しいただいたチャレンジ精神は、トーストマスターズメンバーの原点であり、学ぶ目的の永遠のテーマだと思います。
【おやつタイム】
M角さんより菓子とジュースをご用意いただきました。じっとりした暑苦しい熱帯夜にはじける炭酸たっぷりコーラ、氷までご用意いただき爽快感たっぷりの休憩時間でした。TMCメンバーもゲストの方もお菓子の集まるテーブルへ自然と集まり、歓談もはずみます。
【総合論評】
M井さんより本日のスピーチについてコメントをいただきました。
今夜の司会者であるO澤さんは、I田さんの出席が遅くなることを想定して、進行中にも関わらずプログラムを入れ替え、臨機応変に進めてくださいました。また、例会が始まる前にあらかじめ黒板に必要事項を記載しておくなど、時間節約の配慮がなされておりました。
A澤さんのスピーチでは、冒頭部分を苦手な英語で返答しており、頑張る姿勢と成長が垣間見ることができた瞬間でした。
観光大使ことT永さんの論評を担当されたM角さんに対して「論評する際はまずはお手本を見せた方が良いです」と、論評に対してさらに論評を加えるアドバイスが素晴らしかったです。
【スピーチ表彰者の発表】
・
・
・
【最後に】
本日の開催地である千代田スポーツセンター。足を踏み入れるまでは暑くてバテ気味だったのに、部屋に入るとそこは別世界。扉の目の前の黒板と手前のテーブルに置かれたプログラムとネームプレートが目に入ると、不思議と気持ちが切り替わり、身も心も引き締まります。
張りつめた空気や緊迫感ではなく、心地よい雰囲気と程よい緊張感を与えてくれるこの場所は、私にとってまさにオアシスです。
本日の例会レポートをご覧いただき見学してみたいと思った方は、是非足を運んでみてくださいね。
Comments
Powered by Facebook Comments