第107回例会

 今日の例会は、前半が日本語エリアコンテスト(エリア32)、後半が通常例会となる「エリアコンテスト例会」です。会長挨拶後、早速コンテスト開始です。コンテスタントは3名で、このうち2名が上位のディビジョンコンテストに進出します。コンテスタントの皆さんは大変プレッシャーを感じたのではないかと思いましたが、皆さんそれぞれ、個性を存分に発揮したスピーチを展開されていました。

 偶然にも今回のスピーチは、”人と人とのつながり”から生まれる信頼関係や発見、情愛といった点がテーマになっていました。夫々のストーリーは全く異なるのですが、いずれも聴衆の心にグッと来るような内容で、これぞスピーチの王道といった感じでした(上位コンテストがある関係で詳細は秘密!残念。)。でも、スピーチの後のインタビュータイムは和気あいあいとしていて、コンテスタントの皆さんが、スピーチの数分間では語りきれなかった様々な思いや裏話をユーモアたっぷりに話されていました。

 さて、後半の通常例会は、Iさんの特別スピーチで始まりました。題名は「これからについて」でした。Iさんはトマスターズ最後の出席となるため、それにふさわしいスピーチをされました。

 学生から社会人という大きな人生の変化を迎えようとされている学生最後の貴重な時期の思いを、作家の向田邦子氏のエッセイ集「夜中の薔薇」の中の「手袋を探して」を比喩として引用されながら、ご自身の現在の心境を上手く表現されていました。

 Iさんの胸中には「自分の大切に思うこと、好きなことをこれからもずっと貫いて行きたい」という思いが強く、社会人となる不安と理想像とが混在しておられる様子が、エッセイの引用によってより分かりやすく伝わってきたスピーチでした。

 次は「ワークショップ その1」で、千代田の会長のI上さんです。

 タイトルは「誰がコンテストを作るのか?」です。ユーモア満載のトークで、来る4月22日に開催されるコンテストに向けて、主催となる千代田トーストマスターズのメンバーの士気を高めました。パワーポイントを使用したとても分かりやすい説明で、エリアの説明、ディビジョンの説明、コンテスト当日の説明や、ヘルパーについての説明などが中心でした。最後は、”コンテストをみんなで力を合わせて作っていきましょう!”という結論で締めくくりました。

 「ワークショップ その2」は、「トーストマスターズ 組織の概要」についてで、K村さんでした。

 海外の状況も含めたトーストマスターズの組織について、パワーポイントによる説明をされました。トーストマスターズの組織は普通の企業とは違った逆三角形構造で、メンバーそれぞれの目的は違うけれど、個々の目的を最大限に出しつつ楽しく活動することがクラブの趣旨だという点がポイントでした。また、トーストマスターズではリーダーシップがある人がリーダーになるのではなく、リーダーになった人がリーダーとして育つことのできるクラブだという内容を、聴衆を飽きさせないように辛口なユーモアを交えつつ話されました。

 K村さんのスピーチでは、以下の2点が印象的でした。

・人のポテンシャルを引出し、夢の実現を手助けする

・それぞれの個性を生かして、リーダーシップを引出し、自己改革のチャンスを与える

まさにこれこそ、トーストマスターズの組織のミッションのようです。

 Iさんの特別スピーチへの特別論評は、O原さんでした。

 スピーチの構成としては、「自分の生き方」について向田邦子の作品を朗読し、自分の生き方と対比することによって、内容がより鮮明になったということを話されました。技術面としては、表現が終始にこやかでお上品であり、これはIさんの持って生まれた利点であること、また、始まり方と終わり方の印象付けがもっとはっきりとできたほうが良かった、という点を指摘されました。

 ベテランのO原さんによる、落ち着いた表現の的確かつ明解な論評となりました。

 最後は表彰者発表です。

エリアコンテスト 第2位が Y本さん

エリアコンテスト 第1位が N口さん

 でした。N口さん、おめでとうございます!!

 その後、表彰者撮影会と、ゲストの方々の簡単なご挨拶と共に閉会しました。

 本日はエリアコンテストだっただけあり、他のクラブからの参加者も多数出席されており、大変熱気のある例会となりました。

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