ディストリクトコンテスト(全国大会)

(全国大会に参加した、N口さんの所感レポート)

 

【ディストリクト当日】

当日は幕張のスプリングスホールにて、会場を埋め尽くす500人近い聴衆を前にスピーチをさせていただきました。

当日は朝早くから入念な準備がされていました。AM11:30からしっかり40分ほどのブリーフィングとマイクテストが行われ、会場や照明の特性についても丁寧に説明されました。やはり設営クラブの努力あってこそのコンテストだとあらためて感じ、同時にその努力に報いるスピーチをせねば…と闘志が湧く瞬間でした。

出場者のスピーチはどれもレベルが高く、声の抑揚、表現の大きさ、いずれのスピーカーも非の付け所が無い、ハイレベルなものでした。“完成度”という意味では、ディビジョンコンテストとは一線を画すレベルであったと思います。そうした意味では、入賞された3人と他のスピーカーとのクオリティー面での差は判別不能で、審査員もきっと審査に苦悩されたことと思います。

今回、入賞された3人の方々のスピーチに共通していた特徴は次の2点だと思います。

・メッセージの質

入賞された皆さんのスピーチに共通していたのは、”強いメッセージ”です。

過去の苦労、苦悩の末に、自分で勝ち取った見解をメッセージとして発信されていました。入賞された皆さんのメッセージは、シャープで力強いものでした。

・スピーチにおける演出

もう1つ、入賞者に共通していたのは大きな舞台で映える演出が盛り込まれていたということです。

優勝者の方は冒頭で会場を巻き込んで「フレー!フレー!」を熱唱、準優勝の方は椅子を3つ並べることで視覚的にストーリー展開を示し、3位入賞者の方はホワイトボードを大きく使ったキーワードの発信や空手の型の披露がなされ、いずれも大きな舞台に相応しい、華やかな演出でした。

やはりあれだけの大きな舞台。普段のスピーチの延長から一歩飛び越えた演出の作りこみが大切であると思いました。

 

【コンテスト全体を振り返って】

今回、クラブからディストリクトまで通算4ヵ月間コンテストを戦わせていただきました。その中で、最も自分にとって良い経験になったのは、今振り返ってみると、各コンテストから次のコンテストまでの時間、つまり過程そのものでした。

今回のコンテストでは、自分の中で緊張感を持たせるために「結果を出す」という課題を課して臨んでいました。

当然、ステップを重ねるにつれて結果を出すことが難しくなりますので、本番でいかに全力を出し切るか、メンタルコントロールの重要性が増します。特に最後のディストリクトの緊張感は独特のものがあり、「結果を出す」というルールの中でのメンタルコントロールは大変貴重な経験でした。

本番での1ヶ月間、直前、当日、ステージに上がる瞬間まで、本番のその瞬間に120%の力を爆発させるために自分のメンタルを高めて行くという経験は、今後何度か経験するであろう、日々の仕事や生活における重要なプレゼンテーションの場面で必ず役立つシミュレーションになったと思います。

結果、ディストリクトで結果は出ませんでした(シャレです)が、自分自身が目指したスピーチの120%を出し切れたと思っています。

悪い意味ではなく、トーストは所詮トースト、コンテストも所詮コンテストです。失敗しても誰かに咎められることもなければ、失うものもありません。

しかし、トーストで過ごすワンシーンの中で自分に何か課題を課して臨むと、グッと緊張が出て、とても素晴らしいトレーニングの機会になるのだと、今更ながら感じました。

 

Comments

comments

Powered by Facebook Comments

コメントは停止中です。

アーカイブ