【第40回例会】「鳥の目・虫の目・魚の目」
5月21日(木)第40回例会が開かれました。
冒頭は今夜の一冊。S尾さんが「考え・書き・話す『3つ』の魔法」という本をご紹介くださいました。「考え・書き・話す」能力を身につけるには、「3つ」という魔法を使えばいい。題名が内容そのものを表現していますが、具体的にどうするかは読んでみなくてはいけませんね。
その後は、日本語テーブル・トピックス(以下TT)の司会を当クラブPR担当でもあるF川さんがされ、「初デート」をテーマに、「どこに行きますか」「何を食べますか」「お腹が痛くなった。どうする?」「いい雰囲気になってきたところに、携帯電話がなった。どうする?」等の質問をし、参加者に即興スピーチをして頂きました。
「初」TT司会のF川さんのウッキウキした雰囲気とテーマ選択は、何か「初」になることやろうかな、と思わせるきっかけ作りとして有効でした。
次の準備スピーチの最初は、Y中さんによる「大変だ!虫が”虫の息”に」と題するスピーチで、ミツバチがいなくなっている状況とそれを解決するために一人一人がすべきことは何か、次のY先さんの「『トレンド』で理解するファッションビジネス」と題するスピーチでは、一般の人の目に触れる前段階において、誰がどのようなスケジュールで「ファッション・トレンド」を形成することに関わっているかについて話をされました。3つめの日本語スピーチは、K田さんの「My Chinese boy friends」と題するスピーチで、二人のChinese boy friendsとの出会いが教えてくれた「一方からだけ、一部分だけを見ることの問題」について、台湾と中国との関係についても交えながら、話をされました。最後はY田さんの「Travel as you like」という英語スピーチで、自分で旅行を決める際に必要な3つのポイントについて話をされました。「3つ」の魔法の使い方が既に身についていますね。
4つのスピーチは「虫の目・鳥の目・魚の目」という言葉でまとめられそうです。「虫の目」は複眼をつかって様々な角度から見る目、「鳥の目」は、高いところから俯瞰する目、そして「魚の目」は世の中の潮目を見る目のこと。リーダーに必要な判断基準とも言われるこれら3つの概念について、しっかり踏まえて話を構成されていたみなさんでした。
最後の論評の部では、当クラブ会員担当でもあるI田さんのリードのもと、やまのてクラブからの参加1名も含めた4名が論評をされました。スピーチをするうえで無意識にやってしまいがちな各自の「くせ」について、今後意識して取り組める的確な論評でした。
全体の進行役はM井でした。「今夜の言葉」として「気ままに」と、やわらかな心を保つためのイメージ画像として「くっつきパンダ」を紹介しましたが、前回司会をした際の「今夜の言葉」は、「情熱・Passion」であり、ずいぶん趣の違うものでした。前回と違うことをしようと試みあえてゆるい言葉にしましたが、次回はまた新たな観点から言葉を提示したいと思います。
ベスト・テーブル・トピックス・スピーカー賞:T橋さん
ベスト論評賞:Y田さん
ベストスピーカー賞:K田さんが選ばれました。
おめでとうございます!

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