第179回例会

第179回例会は,英語のクラブ内コンテストが開催されました。上位2名は,3月22日(日)に開催されるエリアコンテストに出場することになります。
クラブ内コンテスト参加者が8名と多く,時間を節約する必要があるため,スピーチマラソンの形式で例会が進められました。通常の例会とは異なり,テーブルトピックス,スピーチに対する口頭での論評,総合論評などは行われません。他方で,クラブ内コンテスト参加者8名に対するインタビューが行われることになります。

定時になると,コンテスト委員長のFさんにより開会が宣言され,英語で審査方法,注意事項についての説明がなされました。
計時係などの役割紹介は,通常は,各担当者が各役割について簡単に説明していますが,この日の例会は時間を節約する必要があったため,コンテスト委員長のFさんが英語でインタビューア(M角さん),計時係(N手川さん,F田),集計係(H部さん),例会リポーター係(F田)の担当者を紹介しました。

次はいよいよ,コンテスト開始です。通常の例会であれば,例会リポーター係がスピーチしている会員の映像を撮影し,例会リポートに掲載するのですが,この日はクラブ内コンテストのため,スピーチしている様子は撮影していません。
K野さんは,”Something Else Behind”というタイトルで,言葉の裏にあるものについての洞察を披露しました。
N澤さんは,”I have a dream.”というタイトルで,娘に対する父親の気持ちなどについて,楽しく愛情の溢れたスピーチをしました。
N谷さんは,”Fire from my face.”というタイトルで,恥ずかしい思いをした体験を数多く紹介してくれました。
K岡さんは,”Underwater project”というタイトルで,キリバスの豊かな自然の魅力やそれを守る必要性などについて,生き生きと話してくれました。
F野さんは,”Why am I here.”というタイトルで,娘さんの病気や思春期の娘さんとのコミュニケーションの難しさを紹介した上で,F野さんが製薬関係の仕事に従事していることや200回以上も献血したことがあること,娘さんとのコミュニケーションをもっと取れるようになりたいことなど,個人的なミッションについて熱く語ってくれました。娘さんが成人したら,一緒にビールを飲みに行けるようになるといいですね。
マラソン好きで有名なS山さんは,”Run to win!”というタイトルで,ポジティブに考えることやプレッシャーを歓迎することなどの勝つための心構えについて語ってくれました。冒頭で”Chiyoda Toast Masters Club”と書かれた紙を示した後,”Masters”のところの紙をめくり,下に隠されていた”Marathon”を表示させて,”Chiyoda Toast Marathon Club”と表示したときには,会場に歓声と笑いがわき起こっていたのが印象的でした。
K木さんは,”Destination is not important.”というタイトルで,目的地にたどり着くまでの過程こそが魅力的で重要なのだということを語ってくれました。江戸時代の十返舎一九の滑稽本『東海道中膝栗毛』,大航海時代のコロンブスの話も興味深かったですし,東京から大阪に行く場合には新幹線で直接,大阪に行くのではなく,船で徳島に向かって徳島ラーメンや阿波踊りを楽しみ,和歌山から大阪に向かってはどうかと提案した部分も具体的に頭の中で想像することができて楽しいスピーチでした。
I田さんのスピーチのタイトルは,”This is it”。マイケルジャクソンのドキュメンタリー映画を思わせるタイトルです。コンテスト委員長のFさんに対し,テーブルに座っていいかと質問して,了承が得られるとテーブルに腰かけたり,会場でスピーチを聴いているM角さんやKさんにも話しかけてこの週末はマイケルジャクソンの音楽を聴くという回答に誘導して(?)スピーチを進めるなど,I田さんワールド満載のスピーチでした。I田さんがテーブルに座って言った台詞は”This I sit”。物事を最初から決めてかかるのではなく,既存の枠組みや考えに縛られずに,想像力を駆使して考えることの重要性が伝わって来るスピーチでした。

おやつタイムの休憩が終了した後は,クラブ内コンテスト参加者8名が会場前方に出てきて,英語スピーチコンテストに参加したことの賞状を受け取り,Fコンテスト委員長とともに記念撮影をしました。
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M角さんのコントロールの下,クラブ内コンテスト参加者8名のインタビューが行われました。質問内容は全員共通で,スピーチの良かった点と悪かった点を問うものでした。この質問は,2月19日(木)の日本語のクラブ内コンテストの際のインタビューと同じ質問です。M角さんが,”the most stereotype question”と発言すると,会場には笑いがわき起こっていました。
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興奮冷めやらぬ雰囲気の中,8名全員が自分のスピーチの良かったと思う点と,悪かったと思う点を話してくれました。
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インタビューが終わると,いよいよ,クラブ内コンテスト表彰者の発表です。Fコンテスト委員長から,3位はS山さん,2位はI田さん,1位はF野さんであることが発表されました。
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1位のF野さん,2位のI田さん,3位のS山さんには,Fコンテスト委員長から表彰状が授与され,記念撮影が行われました。1位のF野さん,2位のI田さんは,3月22日(日)に開催されるエリアコンテストに出場することになります。
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H部さんの入会式は,秋葉原TMCとの合同例会の際,既に行っていたのですが,短縮版だったため,この日の例会では,F野さんのコントロールの下,既存会員による「クラブメンバーの約束」の読み上げとH部さんとの握手が行われました。
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この日のスピーチで,F野さんはプロジェクト10を達成したため,F会長から,F野さんに対し,ACマニュアルが渡されました。F野さん,おめでとうございます!!
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この日の例会には,Distrcit 76 Governor のW邊さん,この日が誕生日のO原さんがゲストとして参加してくれました。W邊さんは,スピーチを聴くことは人生を豊かにすると仰っていましたが,この日のクラブ内コンテスト参加者8人のスピーチは,その言葉を実感できる充実したものだったと思います。
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最後に,見学者の方々が例会の感想を述べ,2人の方が入会を表明しました。今年も千代田TMCは,ますます賑やかになりそうです。

例会終了後の懇親会には,大勢の人達が参加しました。当初,店に確保してもらったスペースだけでは席が足りず,席を広げてもらってやっと全員が座れるほど,大盛況の懇親会でした。

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