第172回例会

第172回 例会レポート 11/20 19時~21時 @千代田区立スポーツセンター 8F第2集会室
参加者:17名 ゲスト:10名

急に寒さが厳しくなりましたね。第172回の例会の日は雨も降っていました。風邪をひいてしまった方も多かったようです。そんな環境でもトーストマスターズの例会に足しげく通ってしまう会員は熱意一杯!本日も楽しく例会のレポートをさせて頂きます。レポーターはまだまだ新人!のA澤です。
最近見学者の方が増えてきました。本日は何と10名!コミュニケーション能力を高めたい、という需要は多いようですね。メンバー一同、見学者も多かったことから気合が入っていたように見えました。今宵もスタートです!
<新メンバー入会式>
Aさんの入会式を実施。日本語の勉強とPublic Speakingの恐怖感を取り除きたいという理由でのご入会です。ともに頑張っていきたいですね!

nyuukaishiki

<テーブルトピック>
本日の司会はN谷さん。本日の言葉として、「Priceless/お金に代えられない」を提示されました。人生は安いワインを飲んでいるほど短くない、
というありがたい教えもあり、今夜も楽しい例会になりそうという予感がしてきました。

TMOE

テーブルトピックマスターはT永さん。初めての役割で、指名される側から指名する側に立場をチェンジ。初めの緊張感はどんどんなくなり見事な仕切りで、「冬」に関するあれこれ、冬景色、風邪対策、クリスマスの思い出、大みそかの過ごし方、などをメンバーに振りました。

TTM

テーブルトピックでの指名一人目はK野さん。お題は「冬のウィルス対策」。マスクまとめ買いとプロポリスうがいの効果についてスピーチされました。
二人目はF澤さん。お題は「あなたのクリスマスの忘れられない思い出」。お爺さんがクリスチャンで、お祭り騒ぎの日本とは違うまじめな?クリスマスを過ごされてきたことをスピーチされました。
三人目はI藤さん。お題は「大晦日を誰とどのように過ごしているか?」。仲の良い友人と鶴岡八幡宮でおみくじを引くという恒例行事の話をされました。高校時代は大凶が2年続きその後は凶、4年目も凶が出て以来仲よしだというお話しでした。
四人目はF川さん。お題は[外せない元旦の行事」。朝早く日の出を見て、ご飯を食べる平穏無事な元旦が好きというお話しでした。元旦は新年の抱負を考える大事な日だけど、忘れちゃう、とユーモラスにお話しされました。

<準備スピーチ1人目、K岡さん>
TitleはEvolution of Japanese masks.日本の冬には欠かせない?マスクがテーマ。風邪の感染予防だけでなく、電車内でのマナーとしてのマスクの重要性、ファッションアイテムとして、防寒具としてのマスクについてスピーチされました。マスクの需要の多さを数字で表されていました。今の時期にぴったりのテーマでした。

1st speaker

<2人目、K沼さん>
ヨガの奥深い世界をスピーチ頂きました。なぜヨガを始めたの?という問いには、「やっている人には奇麗な人が多かった」という納得の理由が聞けました。最終的に心の平穏を目指すのがヨガのようで、トーストマスターズでスピーチ勉強しているメンバーもスピーチ前にはぜひ、ヨガをやろうと思った方も多かったと思われます(笑)。最後にK沼さんの「木のポーズ」実演で、終了。

2nd speaker

<3人目、N澤さん>
風邪に倒れたスピーカーの代打で準備時間もないままスピーチを快諾して頂いたN澤さんのスピーチです。
テーマは「How to have a happy life」。幸せでいることの秘訣、それは競争に勝つ、健康でいること、教育をうけることなど、色々。でもお金を持ってたくさん買い物をしても不幸な人もいる。目的に到達しても、人間が幸せになるわけではない、というN澤さん。幸せのエッセンスは「今」を楽しんでいること。未来ではなく、過程、フローにこそ、幸せの元があるという主張でした。圧巻のボディランゲージでロジカル・エモーショナル・パワフルの3拍子揃ったスピーチでした!

3rd speaker

<4人目、杉山さん>
大の韓国通であるS山さん。韓国での大統領暗殺がテーマです。1979年の朴大統領暗殺事件を現場に居合わせた人物をホワイトボードに配置して、当時の政治情勢と人物相関の説明を加えながら、リアルに再現。暗殺の現場となったディナーパーティで政敵を銃撃するシーンを演じられ、臨場感あふれるスピーチでした。娘である朴クネ大統領にエールを送り心やさしく幕引きがされました。

4th speaker

<5人目、F野さん>
ショッキングピンクのTシャツの胸には「Because I am a girl」と書かれています。そうこれが今夜のスピーチのテーマです。世界の女性の多くが学校に行くことができていない、という問題点と、原因である貧困や偏見、若くして結婚させられることを説明されました。世界の女性の識字率や出生後に母親が死亡する人数など、データも提供されました。Because I am a girlのキャンペーンは教育によって女性を守り社会を変革していくことにあると主張され、グローバルな問題を考えるきっかけとなる啓蒙的なスピーチでした。

5th speaker

<おやつタイム>
困った時のヒーロー!N澤さんから北海道のおやつを頂きました。知る人ぞ知る、北海道銘菓の「カステーラ」。うまかったです!

 

<論評、1人目 K野さん>
マスクを使った効果的な演出に工夫が欲しかった、というアドバイスが一点でした。

1st evaluator

<論評、2人目 M角さん>
ヨガのポーズ、イラストや漢字の解説など周到な準備が良かった。アイコンタクトがもう少し強めでも良いかもね、というアドバイスがありました。

2nd evaluator

<論評、3人目 F澤さん>
Confident, Logical, Good example の3点が素晴らしく、スピーチの完成度の高さに賞賛を送られました。スピーチの中で頻出したProbablyという単語のコントロールをアドバイスされました。

3rd evaluator

<論評、4人目 F川さん>
大統領暗殺に関連する人物相関の絵や、暗殺劇の実演など臨場感あふれるスピーチが良かった、というコメントでした。改善点として、もう少しスピーチ中に背景の歴史や政治的背景を織り込むことをお話しされました。

4th evaluator

<論評、5人目 I田さん>
数字でFactが構成されている、質問を効果的に活用しているのが良いポイントとされました。良い点のコメントはほどほどに終わり、パワーポイントを活用しインパクトを残すべし、根拠のデータをもっとそろえるべし、自分のストーリーを交えより聴衆に響かせるべしという怒涛のアドバイスがありました。ベテランの域に達しつつあるF野さんへの論評は辛口ですが、2日の準備でよくやった!との激励で論評が締めくくられました(笑)

5th evaluator

<総合論評、A澤さん>
穏やかな口調での仕切りは安定感がありました。個人論評がとても役立つ物で次は頑張ろうと思えるから良いよね、とやさしくコメントされました。辛口の論評者についても茶目っけたっぷりにコメントされてました(笑)M角さん、F川さんの上達が素晴らしく、自分も頑張ろうと思った!とすがすがしく締めくくられました。

general evaluator

<ベストスピーカーとベストエバリュエーターの撮影>
ベストエバリュエーターは、論評のセオリーを覆す辛口コメントで聴衆を魅了した(笑)I田さん。貫録あります!
ベストテーブルトピックマスターは、何と同点で2名!F澤さん、K野さん、おめでとうございます!
ベストエバリュエーターもなんと2名!ヨガで会場を魅了したK沼さんとショッキングピンクで会場をあっと驚かせたF野さんです。おめでとうございます!

best

<見学者の皆さまから感想>
数多くのコメントを頂けました。バイリンガルなクラブで良かった、人前で楽しく話せるようになる気がする!情報も多く勉強になりました!プレゼンも論評もどちらも素晴らしい!など、ありがたい感想を頂きました。見学頂いた皆さまありがとうございました!
これで今回の例会はお開きとなりました。皆さま、お疲れさまでした!!

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