第70回例会
今回で第70回目を迎える千代田トーストマスターズの例会。この日は、暑さは一旦和らぐ、という天気予報に反してムシムシした一日でしたが、会員の皆さんはそれにも負けず、お盆休みをはさんでリフレッシュした表情で例会が開催されました。
7時ちょうどに、I田会長による木づちの合図で例会がスタートします。
今夜は前回に続き、新しい仲間を迎え入れる、入会式からのスタートです。今夜入会されるのは、O床さん。留学を目指していらっしゃるそうで、千代田クラブでは、英語のスキルやコミュニケーション能力を鍛えたいとの事です。これからますますのご活躍を期待しております。
『今夜のトーストマスター(=メイン司会役)』は、千代田屈指のサワヤカ男、Y田さんです。今夜は暑さを求めて暑さに打ち克つ例会にしたいと、さわやかさの中にも熱さを秘めた意気込みを語っていらっしゃいました。そんなY田さんが決めた『今夜の言葉』は、
はつらつと(energetically)。
暑さに打ち克つにはぴったりの言葉です。さらにY田さんは、「前でスピーチをする方や司会者が積極的に今夜の言葉を使えるように」と、今夜の言葉を書いた紙をテーブルに貼るという、きめ細かい配慮をされていました。
今夜の例会はここで、ワークショップ(=勉強会)のコーナーがありました。
トーストマスターズではスピーチだけでなく、リーダーシップ養成にも力を入れています。スピーチの割り当てがないクラブ会員にも、様々な役割が割り当てられます。たとえば、他会員のスピーチ中の「ケバ」(=「えーっと」などの余計な言葉)の回数を数える役や、
スピーチに対する論評をする役などがあります。このような役割を通してリーダーシップも学べるというのが、トーストマスターズの目的の一つです。
今回のワークショップは、これら役割の達成状況を記録するマニュアルの解説でした。解説者は、T代さん。T代さんの合図で、各人が持参してきたマニュアルを他の方と交換します。達成状況は自分自身で書くのではなく、交換した相手方に書いてもらいます。こうすることで、お互いを評価し合いモチベーションを向上していきます。
マニュアルの交換が終わるとワークショップは終了し、今夜の役割説明に移りました。
スピーチの時間を計る「計時係」のO原さん、良いスピーカーへの投票を集計する「集計係」のY田さん、「えーと文法係」のK田さん、例会の様子をレポートにまとめる「例会リポーター」のM浦が、それぞれの役割を簡単に説明しました。今回、これらの役割を担当された方はほとんどが入会されたばかりでしたが、皆さん丁寧によどみなく説明されていました。
役割の説明が終了すると、テーブルトピックに移りました。テーブルトピックとは、マスターが出す質問に対して即興でスピーチをするというものです。今回のマスターはK藤さん。K藤さんは、旅行や野外ライブなど、とても、はつらつとした夏休みを過ごされたそうです。そんな今回のマスターからのお題は、『夏に関する質問』。
一問目は、『あなたは夏をエンジョイする人ですか、それとも疲れてしまう人ですか』。
この質問は、M浦が回答。M浦は最近ようやくエアコンを買ったが、それでも外が暑いため好きではないと回答しました。
二問目は、『1ヶ月夏休みがあったら何をしますか』。これに対しては、先月一週間旅行に行ったというKさん。旅行に行くのは電車を使うのが便利なので、外国に電車で旅行に行きたい、という回答でした。
三問目は、『高校生の頃は夏は何に夢中でしたか』。この質問はT田さんが回答。T田さんは高校時代は甲子園に応援しに行き、それに夢中だったそうです。非常に夏らしい、アツいテーブルトピックでした。
テーブルトピックが終わると、準備スピーチのセッションに移ります。
トップバッターは、本日初めてのスピーチをするK木さん。自己紹介のスピーチで、タイトルは『よく遊びよく学べ』。小学校時代から一貫して打ち込んでいた好きなことが通じて、今の職場に勤めているというエピソードでした。文字を書いた大きな紙を掲げながら話すなど、最初のスピーチに工夫をこらされていました。
二人目のスピーカーはY中さん。Y中さんのご友人のジャズシンガーの話をされていました。大学時代に出会ってからずっと共に活動をなさり、大学卒業後も懸命にサポートされているお二人の絆が強く感じられました。
三人目はH川さんによる英語スピーチ。腸閉塞が原因で過ごすことになった病院での生活を、サッカーのロスタイムに例えてのスピーチでした。重い病気にかかっていたとは思えない程にユーモラスにスピーチしてくださいました。
四人目はN口さんによる英語スピーチ。N口さんは今回がはじめての英語でのスピーチでした。「改めての自己紹介」ということで、趣味の話と仕事の話を、関西出身ならではの、軽快なトークで会場を盛り上げていました。
休憩をはさみ、準備スピーチに対する論評のセクションに入ります。
論評セクションの司会者は、10キロのバッグ持って山小屋に二泊して岩山を登るという、熱い夏の思い出があるT田さん。
一人目の論評者は、M井さん。論評対象はK木さんのスピーチ。小学生から現在に至るまでの過程がわかりやすかった、また、初めてのスピーチで大きな紙を用意してスピーチに十分準備して望んだような方は初めてだ、と賞賛されていました。
二人目の論評者は、久しぶりにお越しいただきましたF川さん。Y中さんのスピーチに対する論評は、落ち着いた、Y中ワールドにひきつけられ、また、ご友人との一体感を感じ、彼女がジャズシンガーとして成長していく変化の様子がわかりやすく伝えられていたと評価されました。
三人目は、C田さんによるH川さんへの英語論評です。スピーチに対し、目的がはっきりしていて、今回のスピーチタイトルにもなっている”Loss Time”という比喩表現の使い方が良かった、と評価されました。
四人目は、S山さんの英語論評です。N口さんの、英語では初めてのスピーチに対し、言いたいことがハッキリしている、また、落ち着いて理解しやすい英語を用い、さらに聴衆をアイコンタクトでひきつけていたことを評価していました。
準備スピーチの論評が終わると、T田さんによる本日例会のの総合論評に移ります。
まず、「今日の役割の方は比較的新しいメンバーが多かったにもかかわらず、説明が流れるようでかつわかりやすかった」と、評価しました。
テーブルトピックでは、「女性ならではの、あたりの柔らかい感じで進行されていた」と、おっしゃいました。
スピーチのパートでは、一つ一つのトピックに対し丁寧に考えてスピーチをされていたことが評価されました。
論評セクションでは、スピーチに対しての良い点、もしくは改善すべき点の提案がわかりやすかったと評価されました。「まるで箇条書きを聞いているようだった」と表現されていました。
そして、全体の進行役である、TMOEのY田さんへの総合論評。今日の言葉をテーブルに貼り付けたり、事前にスピーカーの近況情報を聞いておくなど、例会の進行をよりスムーズにするアイデアの数々を評価されていました。
最後に、本日のワークショップに対しては、表をプリントアウトして配ることによって、セクションをスムーズに進行していた点を評価していました。
受賞者は次のとおりです。
ベストテーブルトピック賞:Kさん
ベスト論評賞:C田さん
ベストスピーカー賞:Y中さん
今回も、皆さんのはつらつとした笑顔とエネルギーで、蒸し暑さを吹き飛ばす例会となりました。

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