第476回例会 レポート

例会レポート担当のSです。

トーストマスターズの年度は、7月から翌年の6月までと変則的です。

今日は新たな体制での初めての例会となり、新会長のKさんからの挨拶から始まりました。ゲストの方も4人いらっしゃって、盛況の中での開催となりました。

今夜のTMOEはFさんです。今夜の言葉は新体制での始まりでもあり,“ゼロから”英語では“From Scratch” です。

サポート係による役割説明の後、“What’s new?” です。英語で30秒での近況報告です。ゴルフを始めた話、シルク・ドゥ・ソレイユの”死の車輪“の話、ガチャポンの話、バイクを新調した話、池袋にヨドバシが出来て風景が変わった話、バングラディッシュで新しいビジネスを始める話などなど……


次は3つの準備スピーチに移ります。

Title “ My hometown, Miki”

M①さんのホームタウンの兵庫県三木市の話です。神戸市のベッドタウンで人口7万人程度、最近は大河ドラマ「豊臣兄弟!」でも三木合戦の話が取り上げられました。

若くして三木城主となった別所長治は、当初織田信長に味方したものの、その後離反し、毛利氏側についたことから三木合戦始まりました。信長の命を受けた羽柴秀吉が三木城を包囲し、約1年10か月に及ぶ長期戦となりました。秀吉は正面攻撃ではなく兵糧攻めを採用し、その過酷さから三木の干殺し(ほしごろし)と呼ばれています。

最終的に1580年、別所長治は城兵や領民の助命と引き換えに自害し、三木城は開城しました。壊滅的状態だった三木を立て直すため、秀吉は年貢免除などの施策を実施し、地元の商工業の復興に勤めました

M①さんは難しい歴史の話を英語で果敢に挑戦しました。

タイトル「駄作を供養するであります!」

自他共に認める“オタク”のT①さんによるオタク映画論評です。最近の福田雄一監督による「新劇場版☆ケロロ軍曹 復活して速攻地球滅亡の危機であります!」に対する映画論評で7分間熱弁を奮いました。3つの批判点としては、①パロディが多すぎる!②“内輪受け”が多すぎる!③感情表現が下手すぎる!でした。

特に③については、アニメでは、表情の変化や行動など静かな「間」を使って、キャラクターの感情をじんわりと伝える事が多い中、あまりに直接的すぎる手法で、アニメファンのT①さんは違和感を感じたようです。

締めくくりに、「自分のスピーチが刺さらないのは、この3つが理由……」と単なる映画論評に終わらず、独特の「間」で自分スピーチの論評をする辺りは流石でした。恐らく(多分!)T①さん以外誰も見ていないであろう映画論評を訥々と、面白おかしく繰り広げるところがT①さんの凄さです。

タイトル「私の向こう三軒両隣」

「貴方には何気ない疑問や困り事などを相談できる人いますか?」からK①さんのスピーチは始まります。

K①さんの会社の同僚であり、人生の先輩の話です。仕事帰りの電車でたまたま一緒になった事をきっかけに友達になり、一緒にコストコに出かけるなど、家族同士でも往来するようになりました。

そんなある日、同僚の夫が癌を宣告されました。K①さんは同僚にどのように接したら良いのか戸惑い、葛藤します。何気なく、美味しいと評判のシュークリームを届けたり、できるだけ自然に接しようと心がけます。やがて同僚は休職に入り、後にKさんは同僚の夫が他界した事を知ります。

この経験をきっかけに、K①さんは「向こう三軒両隣」の重要性を知る事になります。日常の中でちょっとでも気にかけてくれたり、相談に乗ってくれたり・・・家族や親族でない、ちょっとした友人の重要性は、人生にとってかけがえのないものなのかもしれません。

ちょっとした映画の1シーンを想起させるような話です。「貴方には何気ない疑問や困り事などを相談できる人いますか?」…いないな(ボソッ)…


次はOさんによるテーブルトピックスです。

英語のことわざにかんする話題で、大学入試のような様相でした。

1題目は、「継続は力なり」“Practice makes Perfect”の話の質問にT②さんは、姿勢の指導を受けて継続して、少しずつ成果が出てきた話をしました。

2題目は、「早起きは三文の得」“The early bird catches the worm” に対し、ゲストのMさんが、回答しました。

3題目は「一日1個のりんごは医者を遠ざける」“An apple  a day keeps the doctor away” では、これもゲストのUさんが、元バレリーナのSeikaさんの体幹トレーニングのyoutubeを実施する事によって、健康を維持している話をしました。


次はHさんの総合司会による総合論評です。

M①さんのスピーチに対する論評はT②さんで、良い点4つ、改善点2つを指摘しました。特に改善点では、淡々と話すだけでなく、観客に対する問いかけや強調などを使うと、スピーチが豊かになるなどの指摘をしました。

T①さんのスピーチに対する論評はK②さんで、映画に対する厳しい批評と言いながら、愛が感じられた点や、基礎知識が最初にあると良いなどのアドバイスを行いました。

K①さんのスピーチに対する論評はAさんで、今日のプロジェクトを考えると、ユーモアが少し欠けていた点などの指摘がありました。


今夜の各賞の受賞者は、ベストテーブルトピックス賞は1番目のゲストのUさn、 ベスト論評賞はK②さん、ベルトスピーカー賞はK①さんでした。

3本の準備スピーチ、歴史あり、笑いあり、人生あり…ととても豊かなものでした。

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