第74回例会

7時定刻スタート。I田会長が、先般のコンテストでS木さんの応援に行ったF澤さんとS山さんに感想を求め、F澤さんはコンテストの質の高さに感激、S山さんは上位を獲得した2人を「ダンサー」、「ランナー」とユーモラスに表現しつつ、S木さんの健闘を称えました。つづいて見学者紹介がありました。

連絡事項は、Kさんより当クラブがSelected distinguished clubに認定されたこと、○代さんより、今回ぎりぎりの人数のため、次回の出席予定について回覧を回すこと、I田会長よりCLマニュアルの活用について。

今夜の総合司会(TMOE=Toast Master of the Evening)は、クラブの重鎮、Kさん。漸く秋らしくなってきたことを捉えて「今夜の言葉」は「四季折々」(seasonal)。

役割説明は、急遽文法係から計時係にスイッチしたK林さん、集計係の○藤さん、ゲストでありながら文法係を務めて下さったK原さん、初例会リポーターのY中とも何とか説明を終えました。

当会自慢のユニークな「今夜の一冊」は、△原さんが選んだ「ハーバードMBA合格者のエッセイを読む」。合格者の出願エッセイを集めたこの一冊、英語の対訳もついていて、勉強になるが、何より短いエッセイに入れなければならない自分の長所、短所、達成したい3つの事から、その人の歴史が見えてくることで「スゴイ」人への親近感が湧くという、すぐ読みたくなるような紹介でした。

今回は、テーブルトピックスがなく、すぐ準備スピーチに入りました。

最初のスピーカーのF澤さんはシドニーで働き、暮らす中でいかに英語を体得していったかを具体的なエピソードと、声のヘルツレベルを上げる、顎の使い方などの珍しい学習法を紹介しながら、語りました。優しい笑顔と柔らかい表情が印象的で、結びの言葉 “… which is my road of English.” がスピーチタイトル “My road of English” に見事に繋がりました。

一方、2人目のF川さんは記念すべきプロジェクトNo.10を英語で、トーストマスターズクラブという場と仲間がご自身にとって、どんな存在であるかを熱く語り、共感を呼びました。

3人目のK田さんは入会後初のスピーチ、アイスブレーカーとして仕事と、当会で何を学びたいかを明確に語り、3.9Gというキーワードも利いて、笑顔と落ち着いた話しぶりが印象的でした。

4人目の三○さんは、B型人間についてユーモアたっぷりに表現し、皆を笑わせました。

ここで、教育担当の○代さんからブラッシュアップコメントシートについての説明がありました。10月31日のディヴィジョンコンテストに出場するK木さんのスピーチ用のシートです。K木さんは、独創的なスピーチを繰り広げました。

論評では、T田さんがF澤さんに声や表情の豊かさと、expressions of negative feelingsの改善について、○代さんがF川さんに、共感を呼ぶトピック選びなど2つの良い点とメモを使うことへの改善点、Y先さんがK田さんに、笑顔、構成の良さ、結論の改善点、S山さんが三○さんに、ユーモラスで温かい論評、そしてコンテスト出場のK木さんには、I田会長から、より実践的な論評がありました。

総合論評のH口さんは、いつもの例会に比べ重たい雰囲気を感じ取り、盛り上げるための方法を力強く例示、実際に場を温めてみせる離れ業で、皆をあっと言わせました。また論評者一人ひとりへのポイントをついた短い助言や、本来は良い点を挙げながら、自然と改善点に入っていく論評が理想的というお話には、説得力がありました。また、急遽初めての役割についたK林さんに助けが必要と気づくべきという苦言も呈しました。

受賞者は
ベスト論評賞 Y先さん
ベストスピーカー賞 F澤さん

見学者の方々は、「楽しかった」「有意義」「入会したい」「時間を忘れる」「前向きなパワー」など嬉しいコメントを下さいました。

最後にKさんから、当会が東京メトロポリタンクラブのスポンサークラブになる件でメンバーに決議を求め、全員一致で了承されました。

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