第64回例会

第64回例会は、GWの関係で第63回例会の翌週の開催となりました。たった一週間で全員が準備をするのはなかなかスリリングなことになりそうだと予想していた総合司会の私でした。が、そこはさすがビジネスマンの集う千代田クラブ、全員がビシッと準備の期日に間に合わせてくださり、また当日の交代もスムーズに行われ、気持ちのいいスタートを切ることができました。後は司会の私が時間通り進めるだけです! 今日の言葉は「おもむろに/gently」を選択。急に、「突然に」という意味で誤用されることが多い言葉ですが、本当の意味は「静かに行動を起こす」。ご存知でしたでしょうか?私も今日の司会のためにおもむろに職場を脱出して参りましたよ・笑

そして、今日の一冊は滑らかで耳に心地よい語り口で定評のあるN口さんから「猫を抱いて像と泳ぐ」を紹介していただきました。心地よく勧められ、全員がいい気分ですっかり読む気になったけれども、「N口さんの語りに聞きほれて実は本の内容が分からなかった」との総合論評C田さんの鋭い指摘に全員が大納得、大爆笑するシーンも!それにしても、本当にお手本にしたいような話し方で勉強になりました。 この日のテーブルトピックスは英語で行われました。
英語での出題初挑戦のT橋さんの問題は勢い余って超難問!でしたが、ゲストもベテラン会員もルーキー会員も頑張って即興スピーチを組み立てていました。
そして今日の準備スピーチはなんと5本!総合司会の私は段々と焦って笑顔がひきつってきたのが反省点でしたが、スピーカーの皆さんは素晴らしいパフォーマンスでした。お休み期間を経て9ヶ月ぶりのスピーチを、元気にユーモアたっぷりに語ってくださったY中さん、パワフルな説得をしてくださったS木さん、当日交代したとは思えない出来栄えで、ご自身の体験を美しい日本語で語ってくださったF沢さん、死刑制度をめぐり丁寧な調査と誠実な意見を述べられたI原さん、いつも新しい観点を聴く人にもたらしてくれるT代さん、本当に有意義な時間をありがとうございました。

総合司会の私が、時間のずれ込みに焦ったまま、論評の部は総合論評のC田さんへとバトンタッチ。論評の合間合間にC田さんの温かいコメントが入るたびに心に余裕が出来るような気がして、私も「時間通り進めることも大事だけど、それだけが司会ではないよね」と久々に反省いたしました!何度やっても学べる部分があるトーストの例会です(と、うまくまとめさせてください!)。論評はどれも甲乙つけがたい秀作ばかりで投票結果も随分割れたようでしたが、個人的には経験の少ないT田さんの的確な論評に、英語力とスピーチ力の底力を見た気がいたしました。 悪天候の中3人のゲストにも恵まれ、また会員のサポートにも恵まれ、無事に楽しく終えることの出来た第64回例会でした。

ベスト・テーブルトピック賞… I田さん
ベスト論評者賞…I田さん(二冠!)O原さん
ベストスピーカー賞…S木さん「かしこく生きよう」

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