第63回例会

5月の第1回目の例会は、GWのお休みを避けて例外的に第2週に行われました。平日夜の例会の宿命とはいえ、今回は当日朝に仕事の都合等でどうしても出られなくなったスピーカーが続出し、予定していたスケジュールが大幅に変更となりました。今回初めてTMOE(例会の司会者)をつとめた私は、始まる前からドキドキ・ハラハラし通しでしたが、メンバーの皆さんのナイスフォローと暖かい励ましのおかげで、何とか無事に役割をこなすことが出来ました。
まずは、「今夜の言葉」。最近TMOEが仕事上のクライアントから聞いた「これから会社で生き残れる人材は変化に適応できる人間である」とのコメントからヒントを得て、「適応する」(Accommodate)を選び、例会はスタート。
千代田トーストマスターズの特色でもある、今夜の一冊は、いつも芸術的な感性が光るF沢さんにより、「たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する」が紹介されました。「ここに私達が、今この瞬間に集っていることは、奇跡的でもあるのですが、それはたまたまでもあります。」という出だしは非常に印象的でした。
次に、テーブルトピックマスター初挑戦のY中さんの美しい日本語による質問に対して、F川さん、I田さん、表参道クラブからのゲストのI府さんの3人が、それぞれ即興で機転の効いた回答で会を盛り上げました。

続いて例会のメインである準備スピーチ。一番バッターは、初スピーチとなるIさん。日中の文化を理解する上でとても役に立つスピーチをすばらしい日本語でしてくださり、続く二人目は、準備スピーチ2回目挑戦のI藤さんが「あなたの黒船はいつ来ましたか?」という問いかけから、自分の中に起こった劇的な変化を黒船に例えてお話してくださいました。
三人目は、急きょ当日スピーチを引き受けていただいたN口さん。ニュージーランドにて身の丈に合わない馬具をつけて乗馬をした体験を元に、ボディーランゲージを交えて、身の丈に合わないことをする際の教訓をユーモラスに表現して下さいました。四人目は、こちらも急きょ当日になってスピーチをお願いしたベテランのO原さん。「そのほか」というタイトルからの話の展開は皆思いもよらず、スピーチの構成のよいお手本として大変勉強になりました。

以上4人の甲乙つけ難いスピーチに対し、K田さん、Kさん、T代さん、S山さんが、様々な視点からするどい論評をして下さいました。
そして、最後に今年度の役員選挙が行われ、S山さんの応援スピーチおよび会長候補のI田さんの「トーストマスターズは、みんながリーダーシップを発揮できる場なのです。」という力強いスピーチにより、今年度の役員が選出されました。

今回は、予定されていた英語スピーチがなくなってしまい、それを楽しみにしてきていらっしゃった見学者の方も多かったので、少々残念でしたが、いつも通り例会を無事終える事が出来ました。

表彰は、ベスト・テーブルトピック賞… I府さん
ベスト論評者賞…T代さん
ベストスピーカー賞…N口さん “我が身の丈 規格外”
でした。

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