第434回例会レポート
例会レポート担当のSです。
今夜はトーストマスターズに参加検討されている3人と、某Nトーストマスターズクラブ(NTMC)の3人の計5人のゲストの方がいらっしゃいました。
会の直前に色々とハプニングがありました。
参加予定の3人の方が仕事等で突然来られなくなってしまいました。平日の例会には珍しくない話です。年末ですしね・・・・皆さん忙しそうです。
何が起ころうが、動じず冷静に対応するところが千代田TMCの良い所!
今夜のToast Master of the Evening (TMOE)のK①さんも静かに落ち着いての対応でした。
NTMCの3人のゲストの方がそれぞれ役割を担ってくださり、さながら合同例会の様相となりました。
今夜の言葉は、「協同・協働」、英語では“cooperation“ です。
サポート係の紹介の後、“What’s New?” です。
原則英語のスピーチで通常は30秒ですが、今夜は準備スピーチが1つ少ない2つになりましたので、60秒での近況報告です。
浅草での“鉱石”フリーマーケットの話、写真撮影で「お互い見つめ合って!」と言われた話、母親を沖ノ島に連れて旅行した話、AEDトレーニングの話、ラスベガスカジノでUSD140失った話、中国でのカピバラさんの話、樺太の鮭が減っている話、携帯電話での詐欺の話等々・・・・。
これだけの話題でももっと掘り下げたくなります。
準備スピーチが始まります。
トップバッターはOさん、英語でのスピーチでタイトルは“Memories from Pre-birth” です。
胎内記憶の話です。池川明さんの本を引用しながら、母親の胎内での記憶の話をします。「勝手に私を生んだんでしょ・・・」みたいな子供の反論も聞こえてきそうですが、胎内記憶のなかでは子供も母親を選んでいるそうです・・・何とも不思議な話です。
効用の一つとしては、相手を“Forgive”できる事だそうです。
久々に英語で“Forgive”を聞いた僕は、ウッディアレンの映画の一場面での“Acceptance, Forgiveness and Love” の言葉を思い出しました。 ある情けない男の人生訓です。相手を「許す」こと、何て難しいのでしょう・・・。
次は千代田TMC入りたてのIさん。 日本語のスピーチで「年末年始はどう過ごす?」です。
年末年始どう過ごしますか?昔は実家へ帰る事が多かったのではないでしょうか?
今は家族全員で帰るとお金もかかりますし、中々疲れも取れません。
Iさんは、子供の頃の実家での思い出を話ながら、如何にして良いクリスマスプレゼントを獲得できるか姉妹で工夫したり、料理上手なおばあちゃんの正月料理の思い出を語りました。黒豆と一緒に煮る「釘」・・・今では一切見なくなりました。一体どんな光景なのでしょうね。そんな年末年始に思いをはせながら、お子さんを実家に連れて帰る事で何かしら成長できるかも知れない・・・との思いを語りました。
聴衆との質疑を交えながら、貫禄の準備スピーチでした。
次は、テーブルトピックスです。NTMCからゲスト参加のF①さんがお題を出して下さいました。
冬を迎えて中々布団から出れずに朝起きれない中、「どうやって朝起きる?」、衣替えの季節、「衣替えやる?やらない?」、医療機関での待ち時間「どうやって有意義に待ち時間過ごす?」の3つの質問に10人の方が即興で答えました。
トーストマスターズ初めてのゲストの方も、色々と考えながら即興で対応されました。
次は総合論評で、NTMCからゲスト参加のYさんの司会で始まります。
Oさんへの論評はK②さん、Iさんの論評はF②さんでした。
K②さんもF②さんもベテランなので、暖かく良かった点を複数並べながら、改善点を何らか指摘しました。改善点を取り入れるかどうかは本人次第ですが、今回よりもまた少しでも良くなるよう、次チャレンジしてみるのが準備スピーチの良さです。
また、ゲスト参加のYさんの総合論評も、通常の千代田TMCでは見られないような? 丁寧で微に入り細に入りの論評でした。こうして他のクラブの方の論評を聞く事もとても勉強になりました。
今夜の各賞の受賞者は、 ベストテーブルトピックススピーカー賞は僕S、ベスト論評賞は僕F②さん、ベストスピーカー賞はIさんでした。
特にNTMCからの3人のゲスト参加者には会を支えるだけでなく、会を盛り上げていただき感謝申し上げます。
楽しい例会で夜は更けていきました。
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