第392回 特別例会レポート
第392回 特別例会 3月31日開催
今回は、特別例会ということで、会員のみの特別なテーマで開催する例会となりました。
特別例会とは、千代田トーストマスターズクラブの会員が自分のやってみたいテーマで例会を開催することができる特別な例会となります。
コロナ以降、他のトーストマスターズクラブでは会員数が激減したり、例会に参加する人数が減ったため運営が厳しくなるクラブもあります。
しかし、千代田トーストマスターズクラブは、コロナもなんのその、明るく元気に運営する不思議な「しぶとさ」があります。
そんな千代田トーストマスターズクラブの様子を他のクラブの人に話すと、とても羨ましがられます。
その秘訣は、人とは違う個性を歓迎し、メンバーが個性をあたたかく見守り、つながり、支えようとする「心理的安全性」があること。
そして、なにより一人一人が例会を楽しんじゃっている点です。
もし、あなたが、仕事で組織のリーダーを任させているのであれば、生産性の高いチーム作りのコツを学ぶには千代田トーストマスターズクラブは最適な場となるはずです。
ご興味があればぜひ見学にいらしてくださいね。
さて、話を戻しましょう。
この「特別例会」ですが、例会が実現するまでにいくつかの段階があります。
—
ざっと<<特別例会開催までの流れ>>をご紹介しましょう。
ステップ①はじまり
年度が切り替わると、特別例会の年間開催日程と回数が教育担当者から発表されます。
今年度の特別例会回数はたったの2回!
この時点で会員はすでにワクワク・ソワソワしています。
ステップ②企画案募集
特別例会の企画案を教育担当が募集します。
会員から企画案がぞくぞくと案が寄せられます。
今回はなんと、8件! 会員20人中、約半数が企画提案をする元気のよさ(笑)
ステップ③プレゼンスピーチ
例会にて企画応募者が企画内容についてプレゼンテーションスピーチを行います。
今回はプレゼンスピーチは昨年の8月に行われました。
それぞれ温めていたアイディアを披露する暑い夏に繰り広げられた熱い例会でした!
ステップ④投票
③で行われたプレゼンスピーチの内容を聞いた参加会員がどの企画に賛同するか投票します。
投票数が多い順に特別例会を開催する権利が与えられます。
今期の特別例会は
・9月 ふるさと自慢例会 (昨年開催済)
・3月 ●●例会(テーマはひ・み・つ)
ステップ⑤特別例会実施
実施当日は、提案者が当日の企画運営司会(TMOE)を行います。
開催当日までのスケジュール、アジェンダ作成、担当指名(お手伝い担当者、スピーチ者、論評者)などの準備は企画提案者を中心に進められます。
—
こうした一連の流れを経て特別例会が開催されます。
特別例会の企画提案者は企画だけでなく実際に例会のプロデュース・実行まで責任をもつため、リーダーとしてのマネジメント能力は否が応でも向上してしまう、とても貴重な機会となるのです。
3月31日に行われた特別例会は ●●例会(テーマはひ・み・つ)でした。
内容はひ・み・つなのでお伝えできないのが残念ですが、他クラブのゲストを含む20人以上が参加し、会場は都内の某億ション(高級マンション)で開催されました。
会場は、広いリビングダイニングの窓は全面ガラスで、都内の夜景が美しくきらめくのが見え、室内はおしゃれなオブジェや高価なテーブルソファーでしつらえてありました。
ダイニングは大きなテーブルに豪華なお料理が所狭しと並べられました。
こんなに素晴らしいシチュエーションを手配してくださったT川さんありがとうございました。
「乾杯」の合図とともに特別例会が開催され、会長の挨拶、そして、準備スピーチが始まりした。
自分達が学び楽しみながら、みんなにも学び楽しんでもらおうという気持ちが、会の盛況に大きく影響を与えます。
この際に、私は、「4つのエネルギーが伝説をつくる」と発見したのです。
❶スピーチする人
❷聴衆
❸プロデュースする人(TMOE)
❹共に場を創り上げようとする参加者全員
この4つのエネルギーのベクトルがすべてそろった時に、時間と空間を超えて語り継がれるレジェンド(伝説)となるんだな。と強く感じたのです。
・スピーチする人は、赤裸々な自己開示をする勇気、そして聴衆を成長・楽しませようとする限界突破に挑戦する。
・聴衆は、スピーチする人の自己開示を傾聴し受け止め、いつくしみ、感謝と賞賛でスピーカーに返す。
・プロデュースする人は、時間と空間を使って人の幸福を演出する。
・参加者は、全員で時間と空間をより素晴らしいものに共に創り上げようとする。
2023年3月31日という特別な例会。
TMOEのF野さん、そしてスピーカーの皆さん、論評してくださった皆様、特別例会に駆けつけてくださったゲストの皆様ありがとうございました。
モナリザもびっくりするほどの熱い盛り上がりは、まさにレジェンドな特別例会だったと思います。
Comments
Powered by Facebook Comments