第202回例会

2016年2月18日(木) 7:00pm-9:00pm @神田公園区民館 洋室1A

千代田トーストマスターズクラブ第202回例会

今日の例会は、通常使っている千代田区スポーツセンターではなく神田公園区民館での開催です。そして、内容も通常の例会のプログラムとは異なり、日本語スピーチマラソン、要するに日本語の準備スピーチのコンテストです。3月下旬に行われるエリア大会(二次予選)にクラブから送り出す2名を選びます。日本語なので世界大会はありませんが、エリア大会、ディヴィジョン大会(準決勝)を勝ち抜くと、5月下旬に大阪で開催される決勝に出場して、日本語準備スピーチの日本一を争うことになります。
なお、次回の例会で行う英語の準備スピーチのコンテストは世界大会(@ワシントンDC)まであります。

【事前のブリーフィング】
19時 コンテスト委員長からコンテスト出場者に対するブリーフィングが始まりました。スピーチの順番もここでくじ引きを行い決定しました。

【例会のオープニング】

5分程度のブリーフィングを終えて、会長の挨拶で第202回例会の開始となりました。
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【日本語スピーチマラソン開会】
コンテスト委員長としての会長から開会宣言があり、その後審査方法、注意事項の説明がありました。なお、コンテストはトーストマスターズ本部が作成した規則集に則って行うのが原則ですが、今回のようにクラブ代表を選ぶ一次予選のコンテストは、活動良好なクラブはその他任意の方法で行うことができると記載されています。そこで、活動良好なクラブである我ら千代田トーストマスターズクラブは、例会出席者全員の投票により代表を選ぶことにしました。

ここで、いつもの例会と同じように計時係、集計係、例会レポーター(筆者のことです)が、それぞれの役割の説明を行いました。なお、今回はコンテストなので、言いよどみの回数を指摘する等の役割の“えーと文法係”は設けていません。

【スピーチマラソン開始】
コンテスト出場者は、男性7名、女性1名の合計8名です。今回は珍しく女性のコンテスタントが少なかったですね。

F田さん 「理解」
いつも聞いていて安心感のあるAさんのスピーチは、同業者である筆者には非常に共感できる内容で、大変参考になりました。相手の気持ちを理解することが重要ですね。

K岡さん 「追憶の越後湯沢」
子供のころによく通った民宿の閉鎖をきっかけに、バブル期のスキーブームとその後のスキー人口減少による雪国の活力の低下をそれぞれ数値をたくさん挙げて分かり易く話していただきました。原田知世ファンだった筆者にとって、「私をスキーに連れてって」は大変懐かったです。

H.O原さん 「いのちについて」
お父様の遺品の日章旗を発見したことがきっかけで考えたことを話していただきました。国の指導者が道を誤ることがないよう、民主主義の担い手である国民に戦争の悲惨さやいのちの大切さはきちんと語り継いでいくことは大変重要ですね。
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N谷さん 「出す快感」
声を出すとすっきりしますね。Dさんの声の良く通る秘訣が分かりました。そして、何事も、短時間でも毎日継続することは効果がありますね。また、講談風の部分も楽しかったです。

M瀬さん 「くされ縁」
プラスに働かない口癖を指摘してくれる先輩の存在はありがたいです。口癖を言い換えた言葉と上司の苗字が一緒になってしまい困ったという落ちもあって面白く聞くことができました。筆者の口癖は、「要するに」(このレポートで使っています)とか「とりあえず」かな。

N澤さん 「グローバリゼーション」
多様性のある集団を束ねる能力があれば、グローバリゼーションの世の中でも勝ち残れますね。それにはトーストマスターズで役員を務め国際レベルで活動して訓練するのがうってつけなのかもしれないと思いました。筆者にとってはハードルがとても高いですが。
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T中さん 「押し出すこと」
お父様が亡くなったことをきっかけとして家族に起きた変化を話していただきました。お父様が亡くなったことは辛いですが、良い方向に変化した事もあって、人間万事塞翁が馬ですね。そして、良い方向に持っていくにはそちらに行こうという押し出すことが必要だと分かりました。

Kさん 「帰ってきたディスカバージャパン」
国鉄のキャンペーンソングを歌っていた当時のアイドル、知らない人も多いようですね。インバウンド観光客に触発されたという点では、京都の伏見稲荷に去年初めて行ってみました。トリップアドバイザーのランキングの上位です。これまで注目していませんでしたが、あの鳥居の数を見ると人気があるだけのことはあると思いました。

【おやつ休憩】
今日もあります、千代田名物おやつ休憩。おやつ係のJナさんがいっぱい買ってきてくれました。
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【参加証の授与】
おやつ休憩の後は、集計を待つ間、出場者全員に参加証が手渡されました。

【インタヴュー】
そして、A澤さんが出場者一人ひとりにインタヴューをします。
皆さん、題名やテーマを十分練って、いろいろ工夫していることが良く分かりました。

【総合論評】
今回の担当はK木さんです。出場者のみなさんはコンテストの出場条件を満たす経験豊富な方ばかりなので、全般的に構成はよいということす。改善点だけ手短にということでしたが、非常に参考になる意見でした。例えば、演台を使わないならどかす、題名と内容の関連性に注意、スピーチの中で述べたいくつかの事柄の対応関係や対比をはっきりさせる、自らのエピソードが欲しいなどでした。
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【表彰】
集計係I川さんの集計が終わり、コンテスト委員長から本日の投票結果の発表です。
まずは3位がN澤さんです。2位がH.O原さん。そして優勝はKのさんでした。おめでとうございます。
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エリア大会に進むのは、まず優勝者のKのさん、そして本来は2位のH.O原さんになるところですがスケジュールが合わず辞退されましたので、N澤さんが出場することになりました。

【クロージング】
見学された方の感想を聞かせていただきました。ゲストのおひとりである近隣の日本語クラブでご活躍のK谷さんが、英語のスピーチも行いたいとのことでバイリンガルクラブである千代田トーストマスターズクラブにも入会していただくことになりました。“敵情視察”ではなかったのですね。ようこそ、K谷さん。

【二次会】
例会終了後は、いつもの居酒屋で二次会です。

【次回】
3月3日木曜日午後7時から、いつもの千代田区スポーツセンターで開催します。白熱の英語スピーチマラソンです。

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